市川團十郎家の定紋「三升」をかたどったもなか。北海道十勝産の小豆と大手亡を豆から炊き上げた自家製餡(あん)を使用しています。小倉あん、白あん(栗入り)、柚子あんの三種類の味をお楽しみください。
三升(みます)もなかの由来
1898年(明治31年)2月、大阪歌舞伎座舞台開きに九代目市川團十郎丈出演の際、三升定紋を標章として好物のもなか菓子を御贔屓様へ贈呈致しましたところ大好評を博しましたので、千秋楽後に記念として、大阪市の市章を入れた「みほつくしもなか」を大阪で発売しました。
その後、三升の形の最中を「團十郎もなか」と銘名して販売しました。
1949年(昭和24年)2月、市川三升丈(後十代目團十郎)が久し振りに大阪歌舞伎座出演の際、三升もなかの類似品販売が多く、御客様方に大変ご迷惑をおかけしていましたので、当店店主が三升丈と相談して三升紋と三升、三升熨斗(暫形)包装紙類を登録し、堀越家(市川團十郎)が近衛家より拝領の牡丹の定紋をも取入れました。